転職サービスには、担当者がついて転職活動を支援する「転職エージェント」と、自分で求人を探して応募する「転職サイト」、そして担当のエージェントを紹介してくれる「マッチングサービス」があります。この記事では、総合型の大手から年代特化型まで7つのサービスを、対象・特徴・運営会社でまとめて比較します。
なお、各サービスの利用は求職者側は無料です。まず全体像を表で確認し、自分の状況に合うタイプから検討してみてください。
比較表
| サービス名 | 種類 | 対象 | 特徴 | 運営会社 |
|---|---|---|---|---|
| リクルートエージェント | 転職エージェント | 全年代・全業界(総合型) | 専任アドバイザーが非公開求人の紹介から年収交渉まで支援 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
| リクナビNEXT | 転職サイト | 全年代・全業界(総合型) | 自分で検索・応募。オファー機能や強み診断あり | Indeed Japan株式会社 |
| キャリアチケット転職エージェント | 転職エージェント | 20〜30代 | 紹介先を成長企業に特化。若手×成長志向 | レバレジーズ株式会社 |
| LHH転職エージェント | 転職エージェント | ハイクラス層 | 年収以外のこだわり条件も重視。職種別専門チーム | アデコ株式会社 |
| 転職AGENT Navi | マッチングサービス | 転職希望者全般(担当者との相性重視) | 300人以上のアドバイザーから相性の合う担当を紹介 | circus株式会社 |
| マイナビジョブ20’s | 転職エージェント | 20代・第二新卒・既卒 | 全求人が20代向け。未経験OK求人が76%以上(公式記載) | 株式会社マイナビ |
| Z転職 | マッチングサービス | フリーター・既卒・第二新卒などの若者 | 状況に合った転職エージェントを紹介 | 株式会社ジダイ |
※種類の違いについては「[転職エージェントの使い方ガイドへのリンク]」でも解説しています。
タイプ別のおすすめ
初めての転職で、進め方自体が分からない人
担当者がつく転職エージェントが向いています。総合型のリクルートエージェントは、会員登録→キャリア面談→求人紹介→書類・面接対策→内定・入社という流れが公式に示されており、面談で希望や経験を聞いてもらったうえで求人を提案してもらえます。求人を自分で選びたい場合は、転職サイトのリクナビNEXTで求人の全体像を眺めながら、エージェントと併用する方法もあります。
「どのエージェントを選べばいいか分からない」という場合は、転職AGENT NaviやZ転職のようなマッチングサービスから入る方法もあります。こちらは求人を直接紹介するのではなく、自分に合った担当エージェントを紹介してくれるサービスです。
20代・第二新卒の人
年代特化型が選択肢になります。マイナビジョブ20’sは扱う求人がすべて20代向けで、未経験OK求人が76%以上を占めると公式に記載されています。適性診断による自己分析のサポートもあり、社会人経験が浅い段階の転職を想定したサービスです。
20〜30代で成長企業への転職を考えている場合は、キャリアチケット転職エージェントも候補です。紹介先を成長企業に絞っており、業界未経験でも待遇を下げない転職を目指す支援を掲げています。
フリーター・既卒など、正社員経験が少ない状態から相談したい場合は、Z転職が若者を対象としたマッチングサービスとして案内しています。
ハイクラス転職を志向する人
LHH転職エージェントは、ハイクラス層の支援に特化したサービスです。年収800万円以上の求人を多数扱うと公式に案内しており、企業と求職者の両方を同じコンサルタントが担当する「360度式」の体制で、年収だけでなく働き方や価値観といった条件面のすり合わせも支援します。年収アップとあわせて、役割や環境にこだわりたい人の検討候補です。
各サービスの短い紹介
リクルートエージェント
リクルートグループの転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが、非公開求人の紹介、応募書類のアドバイス、面接対策、年収交渉、入社日の調整までを支援します。対象を限定しない総合型のため、初めての転職でまず相談先を探す場合の候補になります。
[公式リンク]
リクナビNEXT
自分で求人を検索して応募する転職サイトです。アドバイザーは介在しないため、自分のペースで活動できます。レジュメを登録しておくと企業からオファーが届く機能や、自分の強みを診断できるツールがあります。「まずはどんな求人があるか見てみたい」という段階でも使いやすいサービスです。
[公式リンク]
キャリアチケット転職エージェント
20〜30代を対象に、成長企業への転職を支援するエージェントです。面談で働き方や条件の希望を整理するところから始まります。エントリーは名前・生年月日・携帯番号・メールアドレス・希望勤務地の5項目のみで、やり取りはチャットや電話でも行えます。
[公式リンク]
LHH転職エージェント
アデコグループのハイクラス特化型エージェントです。業界・職種ごとに専門チームを編成し、キャリア相談から職務経歴書の添削、面接対策、年収交渉までを一貫して支援します。年収以外の条件(働き方・価値観・挑戦したい役割)も含めて転職先を考えたい人向けです。
[公式リンク]
転職AGENT Navi
転職エージェントそのものではなく、担当のキャリアアドバイザーを紹介するマッチングサービスです。300人以上のアドバイザーの中から、希望や相性に合う担当者を紹介してもらえます。相談から日程調整までLINEで完結し、紹介された担当と合わない場合は変更も可能です。
[公式リンク]
マイナビジョブ20’s
マイナビグループが提供する、20代・第二新卒・既卒向けの転職エージェントです。個別カウンセリング、非公開求人の紹介、書類添削、面接対策に加え、適性診断による自己分析のサポートがあります。登録者の71%以上が25歳以下と公式に記載されており、若手層に絞った支援が特徴です。
[公式リンク]
Z転職
フリーター・ニート・既卒・第二新卒などの若者を対象とした、転職エージェントのマッチングサービスです。現在の状況や今後のキャリアに応じて適したエージェントを紹介し、登録者には専任アドバイザーが1名ついてヒアリングを行います。どのエージェントを使えばいいか分からない若年層の入口として案内されています。
[公式リンク]
まとめ
- 幅広く相談したいなら総合型エージェント(リクルートエージェントなど)
- 自分のペースで求人を見たいなら転職サイト(リクナビNEXT)
- 20代なら年代特化型(マイナビジョブ20’s、キャリアチケット)も有力
- 経験を活かしたハイクラス転職ならLHH転職エージェント
- 担当者選びから相談したいならマッチングサービス(転職AGENT Navi、Z転職)
転職エージェントは複数登録して比較する使い方も一般的です。登録から内定までの一般的な流れは「[転職エージェントの使い方ガイドへのリンク]」で解説しています。
また、今の仕事の経験を土台にする転職だけでなく、IT分野など未経験の領域へ進むために学び直し(リスキリング)を検討する人もいます。学び直しから転職を目指す場合のスクール比較は、姉妹サイト「リスキルナビ」でまとめています。[リスキルナビへのリンク]


